怒りとは、幸せになると決めた人へのご褒美?

先日、カウンセラー仲間との動画収録で、自分の中にある色んなピースが繋がりました。

ちなみに、その時に撮った動画はこちらです↓

動画の内容は、タイトルにある通り「依存していた元カレさんとお別れして手放しのプロセスを歩んでいるけれど、空虚感に押しつぶされそう」という女の子のお悩み相談。

私含め、みんな『感情を無視しないで』という回答は同じだったと思います。

このご相談を読んで、自分の過去を思い出していた私なのですが、私もかつて元カレさんに超依存して、ほぼそれが原因で振られてしまった過去があるのです。

なので、空虚感とか心の穴とか、よーくよーくわかります。

そして、立ち直るまでにかなりの時間を要してしまい、最終的に心に蓋をして決着していたなぁと気付き、色々と思うところがありました。

みんなの回答が本当に響いてね、ここでちょっと紹介したいと思います。

自己肯定感カウンセラーまり
回答は「心に寄り添う!インナーチャイルドもいるかも?」
・今心に穴が開いて辛いというのは、やっと心を優先できるようになってきた証拠。
・心を感じることが大事。
・今感じている感情は、過去に傷付いたインナーチャイルドを見つけられる手掛かりになる。
・自暴自棄になってしまうくらい淋しいよね辛いよね、と自分の味方になってあげる。

*****

心と体のセラピストmaico
回答は「自分の気持ち」
・手放しのプロセスで突然シャットアウトしたことで、一緒に感情も手放してしまった。
・感情を解放してから手放すのが、本来の手放しのプロセス。
・気力が無いのは、自分の内面と繋がりが切れてしまっているから。
・自分の気持ちに否定しないで「仕方ないよね」とどんな気持ちも肯定してあげる。

*****

センシュアルライフナビゲーターKuniho
回答は「誰かに助けさせてあげる」
・自分の欲求が叶わない時に人は ”怒り” を使って我慢しようとする。(=諦め)
・だけど怒りの感情を感じたくないから、感情を抑圧する。
・感情を抑圧するとネガティブな感情だけでなくポジティブな感情も感じにくくさせる。
・ネガティブな感情はちゃんと向き合ってあげることで昇華する。

私も当時、失恋した直後は復縁を目指してそれをモチベーションにして過ごしていたんですけど、ある時、それは無いんだとわかって共通の趣味や友人との関係も、全て絶つようなことをしました。そこからどう生きていったらいいかわからなくなっちゃったんですよね。

で、そんな自分に不安を感じて「大丈夫大丈夫!」と自分に言い聞かせて、仕事に精を出したり無理矢理に何か夢中になれそうなものを探したり、とにかく感情と向き合わないように過ごしていました。いつも心ここにあらずで、生きてるようで生きてない日々を送っていたその頃の記憶は本当に曖昧です。

そして気付いた時には超ハードワーカーな生活を送っていました・・・

ひたすら毎日忙しかったので彼のことは忘れられたけれど、今回の動画撮影で、自分がどれだけ感情を抑圧していたのか理解できた気がします。

そして、明らかにそれから私は自立系女子から→超自立的女子になったことにも気づかされました。笑
幸か不幸かハードワーク生活の間に仕事の楽しさも知ってしまったので、バリバリ自立して働く女になっちまったのです。

「ラスボスオカン」と師匠の根本裕幸さんは言いますが、元カレという脇役キャラによってラスボスの存在を知らされるということは多くあると思います。私の場合はそこにも気付かずに、ただただ自立に磨きをかけていったようです(;´∀`)

でもその数年後、カウンセラーの養成講座に参加して心の蓋を開けまくり、今こうしてクライアントさんの蓋に向き合っている・・・感慨深いものですなぁ。

と、こんな風に自分の依存→自立のプロセスのピースを繋げてみて、深く納得できたので、本日もcanva.comさんの力を借りて図にしてみました。

人は皆、子供の頃は依存心のかたまり。
「依存するな」というのは赤ちゃんに「泣くな」と言っているようなもの。

でも、ある時「これしてほしい」が叶わない経験をする。もちろん悲しみや怒りも生まれる。

それがあまりに強烈な体験だったり長期的な経験になると、「依存は許されないもの」に変わり、本心を抑圧・禁止するようになる。

その理由には、こんな背景があったりする。

そのまま感情を無視していくと、依存(感情)を抑圧したまま大人になる。
本心は禁止して、表向きはどんどん自立していく。思考メインになる。

思考と感情が分離していたまま、自分では気づかない。

どんどん思考優位になっていき、感情はどんどん消えていく・・・

感情が消えてしまったので、「感じる」ということが分からなくなる。「感じる」ことは「本心と向き合う」ことだから。
感じることが分からなくなると「生きる」喜び楽しさも分からなくなる。(デッドゾーン)

デッドゾーンに陥ると本能で生命の危機を感知する。「生きる」「感じる」を取り入れるために刺激を求め始める。
それは時に ”アンダーグラウンド” をつくり出すこともある。

だけど、自分の本心に気付いて依存の感情を認めてあげると「感じる」が戻ってくる。

抑圧されていた感情が出てくると、悲しみや怒りも出てくる。
だけど、どんな気持ちにもOKを出してあげることで、過去の自分も今の自分も癒されていく。

そして、蓋をしていた子供の頃の自分を迎えに行ってあげることもできる。(インナーチャイルド)

同じように、過去に感じた悲しみ怒りを解放してあげる。理解してあげる。

思考と感情が仲直りして、自分の中で ”相互依存” の状態になる。
”相互依存” とは自立と依存がバランスよく協力し合っている状態のこと。
陰陽の仲直り。男性性と女性性の統合。そんなことかもしれない。

自己肯定感カウンセラーのまりちゃん「全部マル!」とよく言います。
自立の自分と依存の自分が、ちゃんと手を組んで仲良しになると「全部マル!」 になるんですね(*゚▽゚)

確かに彼女はいつも自分を肯定してあげているから、ウジウジしません。

スピリチュアルな方は「人は感情を感じるために生まれてきた」とよく言います。
感情というのは、この地球や3次元でしか存在しないものという説も。

私も心理学を本格的に学び始めてから、突然思いもよらない「怒り」の感情が湧き出てくることがあります。それはできれば見たくないし、気持ちのよい感情ではないけれど、ちゃんと感じきってあげることで、もっともっと喜びや幸せも感じられるようになるんだと、今はそんな風に思えるようになってきました。

怒りとは、幸せになると決めた人へのご褒美なのかもしれませんね☆

自武女Aルームの仲間たち

❤自己肯定感カウンセラー まり
https://zenbumaru.com/
❤心と体のセラピスト maico
https://mplacesalon.com/blog/
❤センシュアルライフナビゲーター kuniho
https://sensual-life.com/​​
❤ライフビジョンアドバイザー 竹内えつこ
https://counseling-sou.com/​​

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