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辛く困難な中で希望しか見えない映画「PLAN75」

2022年6月公開のドラマ昨品です。先日観た「ベイビーブローカー」もそうだったように、この映画を語るのは本当に難しいです。ただひとつ言えることは、この映画、本当に、とても、よかった。とても、よかったです。特にラストシーンは、私の映画観覧史上ナンバーワンかもしれません。主演が賠賞千恵子さんだったというのも大きいかもしれない。それくらい倍賞さんの演技が非常に素晴らしかった!
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境界線が溶け始めた気がする。映画「ベイビーブローカー」

2022年6月公開のロードムービーです。あらすじ 古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョン(ソン・ガンホ)と、〈赤ちゃんポスト〉がある施設で働く児童養護施設出身のドンス(カン・ドンウォン)。ある土砂降りの雨の晩、彼らは若い女ソヨン(イ・ジウン)が〈赤ちゃんポスト〉に預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカーだ。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づき警察に通報しようとしたため、
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時代は変わっても記憶は変わらない。語るのはおこがましい。映画「家に帰ろう」

2017年にスペイン・アルゼンチン合作のロードムービーです。 あらすじ(日本公式サイトより)ブエノスアイレスに住む88歳の仕立屋アブラハムは、自分を施設に入れようとしている家族から逃れ、スペイン・フランスを経てポーランドへと...
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壊れた家族はつながれますか?→猛烈に繋がってるよ。と言いたい映画「ひとよ」

2019年日本で公開されたヒューマン映画です。どしゃぶりの雨降る夜に、タクシー会社を営む稲村家の母・こはる(田中裕子)は、愛した夫を殺めた。それが三兄妹の幸せと信じて。そして、こはるは、15年後の再会を子どもたちに誓い、家を去った——時は流れ、現在。次男・雄二(佐藤健)、長男・大樹(鈴木亮平)、長女・園子(松岡茉優)の三兄妹は、
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もはや愛に自己肯定感なんてどうでもいいのかもしれない。映画「愛がなんだ」

成田凌凌くん演じるちょいロックマン男子と、テルちゃん演じる恋愛依存症ちっくな女子の、なんだか切ないけど結構あるあるな恋愛映画です。何がいいって、テルちゃんの突き抜け過ぎている愛がいい。マモちゃんをひたすら追いかけまくり、時には引いたりしてみるんだけど、結局重たがれ、それでも一途な想いは変わらず、最終的に「タナカマモルになりたい」と、マモちゃんがなりたいと言っていたゾウの飼育員になってしまったテルちゃん。
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新しい時代への移り変わりを教えてくれる映画「きっと、うまくいく」

12年も前の映画なのね。当時、日本でもものすごく人気になった映画。私も当時、ちょこっと興味はあったものの、インド映画って派手なミュージカル調なイメージだったので、なんとなく手に取らなかったのですが、何の気なしに観てみよーと思ってアマプラで鑑賞。一言で言ってよかったです(´∇`)!
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神さまって誰じゃ?と考えさせられる映画「ホテル・ムンバイ」

2008年に起きたムンバイ同時多発テロのお話。市内の十数か所で起きたこの事件。皆さん記憶にありますか?私は正直、うっすらとしか憶えていないんですけど、実行犯が若者の集団だったってことは妙に記憶に残っています。この映画は、タイトル通りホテルムンバイでの同時多発テロを舞台にしていて、
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