全て催眠だし刷り込みだし洗脳♡

突然ですが、この方知ってます~?


成田悠輔(なりたゆうすけ)さん
東京都北区出身。10代で父親の失踪や家族の自己破産を経験。麻布中学校・高等学校卒業。極度の睡眠障害により中高では不登校であった。東京大学経済学部卒業後、2011年に東京大学大学院経済学研究科修士課程修了、2016年にマサチューセッツ工科大学(MIT)にてPh.D.取得。2017年イェール大学経済学部のアシスタント・プロフェッサー(助教)に就任。実弟はクラウドワークス取締役兼CINO(最高イノベーション責任者)の成田修造。

Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%90%E7%94%B0%E6%82%A0%E8%BC%94

youtubeのおすすめで何度も上がってくるので試しに見てみたのですが…

おっおっ面白~い!
好きー!

新進気鋭の若手経済学者と言われているだけあって「高齢者は老害化する前に集団自決すればいい」だなんて、歯に絹着せぬ発言ばかり飛び出す学者さん。(ここだけ切り取ってしまうのはアレですが)

私もまだ知ったばかりなのですが、とにかく現代多くの方々が持っている価値観をバッサバッサと斬ってくれる。それがとても気持ちがいい。

アイデンティティーだと私たちが当たり前に感じているもののほとんどは、国家や企業、社会の制度に取り込まれる中で、自分たちに刷り込ませてきたものにすぎません。
https://globe.asahi.com/article/14612049

成田さんありがとう。
私も心からそう思うよ。

現代人が心を病んでしてしまう多くの要因はここにあると思うんだよ (;_;)

成田さんの動画をいろいろ見てみたけど(とにかくめちゃんこ出演してて追い付かない)、この動画は強く印象に残るものでした。

Q:子育てで一番太い教育指針として持ちたいものは?
A:KPIを無視する力

だそうです(° ꈊ °)!

KPIとは日本語で『重要業績評価指標』と呼ばれるものらしいです。目標の達成に向かってプロセスが適切に実行されているかを定量的に評価するための指標とかなんとか。

ここからは殆ど文字起こしみたいになっちゃいますが、是非多くの方に読んで欲しいです (⑉°з°)

KPIを無視する力。その心は?

「あるいは価値観とか評価指標みたいな無視するといってもいいんですけど、人間が抱えている不幸とか不満足のうち、かなりの部分は間違った評価指標を自分の心に刷り込みすぎたことによって生まれているのが大きいと思うんですよ。学歴とかも典型だしお金とかも典型だと思うですけど。」

お金とかで人間が不幸になってる場合って、本当にお金が足りなくて不幸になっているケースよりも、むしろ「人間の幸福っていうのはお金を持ったりお金を使ったりすることで達成できるはずだ」って言う特に根拠のない価値観を自分に刷り込んでしまう。その刷り込んだ価値観と比べて今の自分は足りてないって思って不幸になる場合がすごい多いと思うんですよ。

結局、お金みたいなそんなに重要じゃない評価指標を重視しすぎてしまったために起こることだと思ってるんですよ。同じ事があらゆる領域で繰り広げられてると思っていて、学歴みたいなもそうだし、偏差値もそうだし、みたいな世の中に存在するいろんなポジションとか肩書みたいなものもすごく似た構造をもっていると思うんですよ。そこからどう自由になるかっていうことをもっと教育とか子育てみたいなレベルで考えてもいいんじゃないかなっていう気はするんですよ。

「価値観に従って勝利できる人を作り出すということをやると、基本的的に競争になったり勝ち負けを作り出す方向になっちゃうと思うんですよ。でも逆にその価値観から自由になって金があろうがなかろうがサウナと水風呂に浸かってれば幸せだで、やたら上機嫌な人みたいなにどうなれるかっていうのが自分にとっても大事なんだと思ってて、子育てみたいなことを考えるとすごい重要なんじゃないかなという気がします」

「今、教育って言われてるものの中で価値観を問い直すみたいなことっていうのがあまりにも少ないと思うんですよ。基本的にその価値観を提示したり刷り込んだりする仕組みっていうのは、世の中にたくさんあるんだけれど、それをどう取り除くかということを考えると、結局怪しげなやっち商法(なにそれ?)とか宗教とかそういうものの側になってしまっていて、正規の教育とか子育てみたいな仕組みの側がその役割を担えていない。でも本当はそれをもっと教育と子育てのど真ん中に持ってきてもいいんじゃないかなという気がするんですよ。」

「学校みたいなものが強制してくるような価値観とか、会社が強制してくるような価値観とか資本市場が強制してくるような価値観から逃げ出す能力をどう作り出すか。っていう意味で、社会性をどう自分の中から削ぎ落していくかっていうことが教育の大事な役割なんじゃないかなって気がしますね。」

と、こんな風に「社会性の無い子供をどう育てるかが大事」と語る成田さん。

好き勝手に切り取っちゃったけど、私なりの解釈としてはやっぱり、自分軸・自己肯定感 を育める環境をつくっていきましょう。ってことなのかなぁと思います。

私自身もそうだったし、まだまだ残っている部分だとは思うけれど、お金が無くったって、学歴が無くったって、肩書も無くったって、いかに自分が幸福だと感じられるかが大事。

いわゆるフツーの生活、人生だって自分が幸せで楽しいならば何よりだよね。
朝起きて仕事してご飯食べて寝るだけの毎日だとしても、それを心から幸せだなぁと感じて生きている人ほど魅力的な人はいないと思う。

こういった方がメディアで堂々と発言できるようになったということは、今後ますます ”個の時代” が進んでいくんだろうなぁと思うのです。

これまで重視されてきた社会性とか協調性とか、そういったものはある意味もう古臭くて、いろんな価値観があってそれが尊重されて、答えはひとつではなく、正しい正しくないとかじゃなく、競争のない時代。

ゴリゴリの競争社会で生きてきた私たち大人世代から考えると、少しぬるま湯のように感じるのかもしれないけれど、その競争社会が生んでしまった悲劇はたっくさんある気がする。

まだまだ政治も社会も昭和をズルズル引きずっている気がするけれど、近年 自分軸・自己肯定感 というワードが多く言われているのは、きっと集団無意識の中には既にその意識が芽生えているからなんだと思う。

今は価値観の総入れ替えみたいな時期で、かなり混沌とした世の中だけれど、きっとあと少しの辛抱で多くの人が生きやすい平和な世の中になっていくと私は思います。(占星術師のウイリアム先生は、あと3年の辛抱だって言ってるよ~)

ところでこの成田さん。地元がご近所ってのは余談ですが(嬉しいw)動画でも語られているように、お父様がかなり社会性からかけ離れた方だったようで「テレビは見るな」「世間の言うことは信じるな」などと普段から言われていたそうです。学生運動にも参加していたような思想家で、仕事はせずちゃらんぽらんな生活で、最終的には失踪してしまったという…。

そんなお父様の影響もあってか、成田さんも学校にはほとんど行かずフラフラしていたんだって。

突然ですが、私はQHHTという催眠療法の見習いセラピストでして、催眠について考えるといつも思うのです。

実は全て催眠だし刷り込みだし洗脳だよな~と。

いつも催眠前の説明で「テレビCMも催眠ですよ」ってお話をするのだけど、私自身その事実を知った時、深く納得しちゃいました。

細かいお話をすると、人間は日々大きく4つの脳波の状態を保っているのだそう。

● ベータ波・・・起きてる状態
● アルファ波・・・浅い催眠状態
● シータ波・・・深い催眠状態
● デルタ波・・・寝ている状態

で、テレビを見ている時というのは浅い催眠状態の ”アルファ波” なんだそうです。
他にも授業中とか電車に乗っている時とか、集中していたり逆に無心でぼーっとしていたり、そういった時もアルファ波。

だから、テレビを見ていると知らず知らずに催眠状態に入ってて、CMに影響されて「良いものだ」と信じて商品を購入するからCM広告料ってお高いんですわよね~

もちろん電車の広告もしかり。
テレビニュースもしかり(これ以上は言わないけど)。
もちろん学校の授業もしかり(これ以上は言わないけど)。

なので、youtube見て感動している私も、成田さんに洗脳されてる状態と言えばそうです!笑

で、つまり何が言いたいかって言うと、今の成田さんがあるのは不登校時代の経験も大いに関係していると思うんですよね。みんなと同じ学校に行って机に向かって教科書読んで校則を守って…そういった経験を放棄(?)したから、社会的な教育を刷り込まずに済んだ…

つまり何が言いたいかって言うと、学校の授業を全然聞いてなくてよかった~! という私自身の正当化です。はい(ꉺ▿ꉺ)

今はいっぱしの42歳社会人となりましたが、10代20代…下手したら30代になっても社会に中指立てながら、肩見狭く生きてきたあの頃。

口にしちゃいけないって言われてることは、だいたい正しい by.成田悠輔

こんなことを言ってしまう人が、ばんばんメディアに出てくる時代がやってきたよ。

これからの時代に青春を過ごせる若者たちが、本当に心の底から羨ましい。

それにしても、本当いろんなメディアに出ていろんな人たちと絡んでらっしゃる成田さん。
見ていると、色んな業界の人たちと会って話して、実験を楽しんでいるような感じ。

その中でもこちらはゆるゆるで面白かった。笑

今後しばらく目が離せない存在になりそうです(♥ω♥*)

コメント

タイトルとURLをコピーしました