とらこの所属する無料お悩み相談『ココロノマルシェ』より。
翠さんのご相談に回答させていただきました。
ココロノマルシェ
4年ほど付き合っている彼との喧嘩が絶えません。結婚を前提とした交際で何度も入籍の予定は立ててきたのですが、彼の仕事の都合や体調不良などで延期になりそのせいで喧嘩になってしまい更に延期になるという負のループです。
私が入籍という大事な予定が延期になることや、いつまでも関係性をはっきりさせられないことがどうしても耐えられないことが原因です。あとは何となく分かっているのは育った家庭環境の影響で甘えるのが下手なのが駄目なのかなと…。絶対に寂しいとは言いたくないんです。そんなの言ったってどうしようもないし、子供っぽいし、相手に迷惑をかけることだから。でもそうすると怒ることでしか感情を伝えることが出来ないんだろうなと。
延期のたびに彼から「今回も延期になりそうだ」と言われるとなんで?あんなに今回こそは大丈夫って言ったのに、なんとかするって言ったのにとショックで瞬間的に機嫌が悪くなってしまいます。早く謝って私の気持ちを宥めてほしい、次の予定を早く決めてほしいという気持ちでいっぱいになって責めるような言い方をしてしまいそれで彼を怒らせて喧嘩になるというパターンの繰り返しです。
彼の気持ちの問題などで延期にしてるわけじゃないし、どうしても仕方がない理由なのは理解しています。でもどうしても延期になることが我慢できません。
喧嘩なんてしたいわけじゃないし、彼の仕事などを考慮してそれが落ち着くまで私が我慢して待てばいいんだろうなというのは頭では理解しています。でもどうしても何年も、何十回も先延ばしにされているのが我慢ならないし早く関係をはっきりさせたいんです。
https://cocoro-marche.com/archives/4277
翠さんこんにちは。とらこでございます。
今回は、私が参加しているyoutubeチャンネル『自武女Aルーム』の仲間たちと一緒に、翠さんのご相談を考えてみました。
よかったらご覧ください(^^)
動画では ”みどりさん” とお呼びしていますが間違っていたらごめんなさいね。
一生と共にしたい相手との入籍が何十回も先延ばしになっているなんて、そりゃ悲しいし「なんでー!」ってなりますよね( ´∵`)
最初にご相談文を読んだ時、私も「え?なんで?彼〇〇なの?」と一瞬思ってしまった私をお許しください。(動画では優しい仲間たちがカットしてくれました;;)
とは言え、ここまで延期が続いてしまうとなると、心の世界の探求者としましては「何かある」と、こねくり回して考えてしまうわけなのですね。更に『世界は自分でつくってる』と謳っている私としましては、どうしてもそちらの視点から考えてしまわざるを得ないのです。
ですので、ちょぴっと厳しめの回答になってしまうかもしれませんが、ごめんなさい。
🐯
動画での私の回答は『太陽になる作戦』です。
今は童話「北風と太陽」の北風になっちゃってるから、太陽になって、勝手にコートを脱がせて彼をご機嫌にしてしまえば、自然と結婚までスムーズに行っちゃうかもよ☆という内容です。
”作戦” と称したのは、ある意味ここは割り切って例え我慢を強いられる状況だとしても、思考的・戦略的に動く必要があるからです。
心理学では「感情を解放させましょう」というのは鉄則なので、ちょっと何言ってるかわかんない状態かもしれませんが、感情を解放させるのは決して彼に対してじゃなくてもいいと思うんですね。むしろ今は、怒りという感情を解放してケンカになってしまっているので、それをやり続けてしまうと悪循環だと思うんです。
私の持論ですが、恋愛や結婚のパートナーに全てを見せる必要はないと思うし、全てを理解してもらう必要って決してないと思うんです。パートナーと言えど赤の他人なので、そら価値観は違うわけだし、自分で正しいと思っていることが相手を怒らせたり傷つけてしまうことだってあるんですよね。
そして実は、自分で自分を理解してあげられると、外に出す必要もなくなっていくんですよね(^^)
もちろんこれは私の持論なので、もし翠さんが「ケンカになっても理解し合えなくても、気持ちをぶつけたい!」ということに幸せを感じるならば、それはそれでいいと思います*
でも、今悩んでいる理由のひとつに「彼に怒りをぶつけたくない」ということがあると思うので、だったらちょっとそこ頑張ってみましょうか。という提案と相成ったわけです。
とは言え『太陽になる作戦』では自分の感情を見ていくことも必要になります。「え?ますます何言ってるかわかんない」となるかもしれませんが、大事なことは、彼との問題と自分の問題を切り離して考えるということ。
彼には 『太陽になる作戦』でニコニコ攻撃を。
そして、彼の知らないところで自分をめちゃくちゃ成長させちゃうということです。
ニコニコできるかーい!!だから相談したんじゃーい!とお怒りになるかもしれませんが、そこで思い出してほしいんですね。本当のゴールを。
彼と2人で幸せになること
そして、彼に怒りをぶつけたくないというサブゴールを。
そのためだったら頑張れませんか?
愛している人にはご機嫌で居てほしくないですか?
🐯
ところで「君は僕の太陽」という一節、聞いたことないですか?
ネットでも山ほど出てくるくらい、男性にとって太陽のような女性って超無敵なんですよね。(一部の男性は除きますw)
結局男はマザコン説も有力ですが、女性の役に立ちたい力になりたいというのは、もはや男性の本能のようなもので、女性が悲しんでいたり不満な顔をしていると、すごく罪悪感を感じてしまうのが男性心理のようなのです。
だから、いつもニコニコして幸せそうな女性は、男性は安心するし活力になります。
自分はこのままでも彼女を幸せにしてあげられるんだ!と自信も持てるし、もっともっと幸せにしてあげたいって思うことだってあると思います。
今の状況だと、きっと彼は「僕は彼女を幸せにしてやれない不甲斐ない奴なんだ」と責めてしまっていると思うんですね。例えそれが怒りの感情として表れていたとしても、心の中は傷付いていると思うんです。
そんな彼にどうしてあげたらいいか?
彼にとっての太陽とは?
きっとそれは、身近にいる翠さんがいちばんよくわかっていると思います(^-^)
🐯
で、本題はここからなんですけど、太陽の裏で翠さんはどうしていったらいいか。
動画では「怒りの原因は自分の中にある」とお伝えしました。
まずはここからだと思います。
と言っても、翠さん自身「育った家庭環境の影響で甘えるのが下手なのが駄目なのかな」と分析されていて、それはあながち間違いではなく本質部分でもあると思うので、もう既に一歩進んでいると思います!むしろ自分で答え出しちゃってるじゃん!と思うくらいです!(すごい!)
動画で他のカウンセラーたちが言うように『怒りは感情の蓋』であり、多くの場合その下には『悲しみ』が隠れています。
恐らく家庭環境の中で満たされなかった想いを、いちばん近くにいる彼に表現しているんだと思うんですね。
本当はもっともっと甘えたかった
本当はもっともっと理解してほしかった
私を見てほしかった
優しくしてほしかった
そして、ご自身でも言っているように、
本当はずっとずっと寂しかった
そんな想いが、怒りという蓋の下にずっと残っているんじゃないかなと思います。
翠さんの詳しいご家庭環境は知る由はないのですが、きっと何かいつもおあずけの状態で、いっぱいいっぱい我慢してきたのだと思います。
そしてそれは、いっぱい我慢しないと誰かに愛されないという思い込みが出来上がってしまうほどのものだったんじゃないかと。
子供なのに子供らしくいられなかった時代があるんじゃないかと。
そんな風に感じました。
当時いちばん身近な人にもらえなかったのだから、今いちばん身近な人からほしくなっちゃいますよね。(心理学では”投影”のひとつと言われます)
たぶん翠さんの無意識層で「感情をぶつける対象は彼しかいない。彼でなければ意味がない。」と思っているんじゃないかな、と思うんです。
そしてもっとその奥には「両親や家族でなければ意味がない」という想いが眠っているかもしれません。
でもねでもね、本当はね、そんなことはないんですよ。
両親にぶつけなくても彼にぶつけなくても大丈夫なんです。
自分で自分を受け入れて理解してあげれば、それで解決できちゃうんです。
人間て不思議なもので、無意識層に残っている感情って、問題をつくり出したり時には病気を起こしたりするんですけど、どんなに昔のことでもそれを回収してあげると、突然フッと消えちゃったりするものなんですよね。
回収というのは腹の底から気付くことです。
私も経験がありまして、それは師匠のカウンセリングで依存的な母親とのイメージワークをした時なんですけど「自分が母親を手放せていなかった」と気付いた瞬間、ぐわぁぁっと世界が変わっちゃいました。
ずーっと背負っていた重たい荷物が、それこそフッと無くなって、体が軽くなったんです。
師匠スゲーです。
ま、母親とのことはそこで終わりではなく、未だになんやかんやありますが(^^;)
なので、たぶん翠さんも、結構心の奥の奥の部分に重しが残っている可能性があるかもしれないので、もしかすると無意識層を扱うイメージワークなんかに取り組んでみるのもいいかもしれません。
1人では難しいと思うので、私たちカウンセラーに頼ってみるのもいいと思います☆
むしろ、自称甘え下手の翠さんですから、誰かの力を借りるのは甘える練習になるかもしれません☆
🐯
きっとね、翠さん自身も彼を責めてしまう罪悪感がすごく辛いと思うんですね。
頭では理解しているのに、どうしても止められない苦しみって、誰でもあると思います。
あれは本当に辛いものです。
でもね、それって本当のところ、怒りの原因が彼にあると思ってしまっているから責めてしまって辛いんだと思うんです。
だけど、実はそれは自分の中にあるということに気付くと、誰のことも責めずに済むのですっごくラクになりますよ。
そして、それを腹の底から気付いたら自分を責めることもないので安心してください。
むしろ愛おしくなるはずです。
頑張ったね。寂しかったね。偉かったね。仕方なかったね。大丈夫大丈夫。
自然とそんな温かい感情に包まれて行っちゃうんです。
そんな自分になれると、自分にオールオッケーが出せるので、結婚というカタチに囚われて焦ってしまうこともなくなるはずです。その時にはもう自然と「彼の太陽」になっているのかもしれませんね(^ω^)
動画の最後でもみんなと話していますが、今その課題に向き合えて良かったと、私も思います。
例え結婚というカタチを手に入れたとしても、心の重しはなかなか消えてくれませんから。
私はそれを『神様のギフト』と言いました。
末永く幸せに愛し合えっていける2人だからこその贈り物だと思います。
ではでは、とらこからは以上です☆
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(オンライン)
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