前回の記事で、長きに渡る「女性性・男性性の考察」の最終章を迎えたはず…
ですが終わりませんでした(⊙ꇴ⊙)
というのも、先日 ゆきよさん 主催の『リリスdeリリース』という講座に参加させてもらったのですが、私にとってこのリリスこそ「女性性」そのもので、この数ヶ月間の考察だけでなく、私のこれまでの人生の色んな点と点が繋がって一気に回収！って体験をしたのです。
講座『リリスdeリリース』
地球に依存していながらも従属していないはみ出しの月リリス。『私たちはこの地球の箱にもれなく押し込まれてるんだけど、そろそろその箱から出ませんか。だってそのままだとどんどん個として閉じてしまい、通路が断絶されたまま眠りの中で生きていくことになるから』という講座です。（by.ゆきよさん）
そもそも「リリス」というのは、アダムと共に土から創造された最初の女性と言われています。つまりイブの前妻（？）。← というのはさっき調べて出てきた内容でして、実はそれまで私の中で「リリス」というのは恐ろしい闇の存在でした。何でかって言うと数年前に陰謀論を探求しまくっていた時に「リリスは半身が蛇で人類の滅亡を企てるルシファー」「全ての闇は月が握っている」みたいな話を聞いていたから。
でも今回、ゆきよさん主催 + 自然豊かな場所でワクワクイベントしている先生ということで、怖さ半分ドキドキ半分で申し込みをしました。
ちなみにその先生というのが大下志穂さんという方で、鳥取県大山町を拠点に宇宙や人のイトナミを研究していて、毎年「イトナミダイセン藝術祭」というアートプロジェクトを運営されています。サイトや動画を拝見してすごいカルチャーショックを受けてしまったよ。まるで縄文の暮らしがそのままそこに在るような…。
プロジェクトの一環で ”集落のみんなで大きな木を建てる” というイベントを行ってらっしゃるのだけど、これ本当ねすごい。言葉で伝えるのはとても難しいのだけど「この地球で生きる」という全てが詰まった内容だと思う。感動しかないよ。是非見てみてほしいです。
そして今回のワークの内容なのですが、最初に教えてもらったのは、実は「リリス」ってアダムの前妻という神話のお話だけでなく、月の軌道のひとつでもあるいうこと。地球からいちばん遠い場所のことを指すんだって。
潜在意識と宇宙はつながっている。だから、みんなそれぞれ心に「リリス」をもっているということ。
占星術で「月星座」は ”無意識の自分” とか ”安心できること” などと言われているのだけど、遠地点のリリスは ”地上生活に貢献しない・生産性のない” そんな月。それを志穂さんは『はみだしの月 リリス』と呼んでいます（このネーミング最高と思う♡）。きっと本来の月星座よりも、もっともっと超識の層に近くて、ゆきよさんの言うように箱から出た自分なんだと思う。テキストにも「リリス＝異世界への案内人」って書いてありました (·∀·)
ちなみに、月星座のようにリリスも占星術で出せるみたいです。
月の遠地点のリリスとは – ARI 占星学総合研究所
それでなぜ今志穂さんが、この注目されてこなかった「リリス」にフォーカスしているかというと、やっぱりそういう時代に入ったからみたいです（とらこ的にね）。『風の時代』とか『統合の時代』とか『アセンション』とか話題になっている昨今。それもぜーんぶ「リリス」に繋がってくるんだと思う。
と言うのも、志穂さん曰くこれまでリリスは封印されていたのだそうです。何故なら、誰でも彼でも宇宙とつながったスペシャルな存在だと統率できなくなるし、悪く言うと支配できなくなるから。だから支配したいと願う存在たちは、知ってか知らずか優劣とかルールとか偶像崇拝とか作り出し、戦後で言うならGHQとか３S政策とかの手段で、リリスを悪者にして見えない存在にしてきたわけなのですね。（←この偏見はとらこの解釈よ）
だけど今は私たちは宇宙由来の存在であることが理解され始めてきた。無意識層のもっともっと深いところの「リリスの私」を知る時がやってきた。まさに、リリスdeリリース！！
そしてなぜ「リリス」が「女性性」と大きく関わるかと言うと「封印」が鍵。これまでは働いて稼いで物を所有することに重きを置いてきた『地の時代』でした。それこそ「男性性」が活躍しまくっていた時代ですよね。しかも本来の「自分の中の女性性が宿した希望を叶える」ことを後回しにして社会に向けて発揮していた。宿された感情（女性性）は封印しなければならない時代だった。
個よりも集団。我慢や自己犠牲が美徳。女性性を隠さなければならない世界。
だけど今は私たちは宇宙由来の存在であることが理解され始めてきた。無意識層のもっともっと深いところの「リリスの私」を知る時がやってきた。まさに、リリスdeリリース！！（２回目）
だから、リリスdeリリースというのは「封印してきた女性性を解放する」「ルールという箱から飛び出してありのままの自分を生きる」ということなのだと私は感じたよ。それを伝えるために、志穂さんは 鳥取県 宇宙から舞い降りてきてくれたのだ！
ワークの中のひとつに『人前でやってはいけないこと』を発表するというものがありました。ありのままの自分をブロックしているものなんだろうと思います。私は直ぐに「目に見えない世界の探求」が出てきた（あと「批判」ってのも）。相も変わらずこういう活動はコソコソやっているのです。でもそこを深く探ってみると、過去～現在の ”職場のひとたち” に知られたくないって思いがあったことに気付いたよ。それだけ自分は職場とプライベートで全然違うニンゲンをやっているんだなぁ。仕事＝男性性 って考えると、いかに自分が男性性優位で仕事をしているのか分かりやす過ぎて面白い (^^;
その反面、今回の主催者の志穂さんやゆきよさんは、ご自身の魂がわくわくするお仕事をされていて正にリリスをリリースしながら生きてる。いや本当にこの２人のエネルギーって凄いのよ。今回の会場となったゆきよさんのお家。いつもお邪魔すると必ず眠たくなって後半の記憶が曖昧になるのだけど、志穂さんもいらしたこの日は、普段の倍以上に意識が朦朧としてきて家に帰るや否や泥のように眠ってしまいました。しかも夜中に起きたら最近悩まされていた神経痛らしきものが消えていてビックリー(°д°)！？（※お写真お借りました ）
やっぱり人のエネルギーが場をつくるのだなぁと、改めて感じました。
そんな歩くパワースポットのような志穂さんは、ご自身の体験を含んだ色々なリリスなお話をしてくれたよ☆ その中でもすごーく印象に残ったのが、さっき触れた大きな木（ミハシラ）を建てたお話。
山から大きなヒノキを切って、運んで、穴を掘って、そこに立てる。力仕事は男性が担ってその周りで女性が見守る。ただそれだけのことなのだけどそれだけのことじゃなくって、そこには予想以上の大きな一体感が生まれていたんだって。『困難な作業をみんなで一緒に乗り越えたという実感の共有による一体感』と、動画の中で志穂さんはそんな風に語っています。
女性や子供たちが男性を信頼して見守る中で ”ミハシラ” という一つの柱と体験が生まれた。それって正に女性性と男性性の統合ですよね。
女性性と男性性はニコイチ！
ミハシラはニコイチの象徴！
とらこ感動！！！
動画を見ると本当にもうみんな良い顔しているんですよ！男性の皆さんは若い人からじいちゃんから外国の方までいるんですけど、もうみんなカッコ良すぎなの！ いざ建てるぞって時に、みんながバーッと穴の方に駆け寄って行く姿なんて最高すぎて抱かれたい！！そしてそれを見ている女性や子供たちの応援する声や歓声がまた良くってね ( ；∀；)
そうして生まれたミハシラについて語る住民の方々の言葉が、またどれも素敵なんです。
集落の安全・幸せのミハシラ。
みんなの気持ちが宿っている。ひとつの象徴。
命。あらたな形でそこに生き続ける。
よかったねおめでとうありがとうみたいな感じ。
存在意義。生きててよかったみたいな。
自分を認めるひとつの体験。
これってきっと、自分の中の女性性・男性性のニコイチバランスが整って【１+１＝１】になった感覚と同じだと思うんですよね。どちらも欠けずにお互いを信頼して感謝し合えた時にこんな感情が芽生えるんだと思います。そして「柱を視覚化したい」という思いからこのプロジェクトを完遂した志穂さんは、動画の最後をこんな風に締めくくっています。
ここから空間が拡がっている感覚が私には凄くある。自分の中の軸。そこにあれば何処にいっても帰れる・繋がっている。単純に「自分の柱って何？」という問いかけにもなる。それがアートだし創造性だし肉体をもって地球にいる意味だと思う。
ミハシラから空間が拡がっていく。そして帰る場所にもなる。自分の中にミハシラを建てれば、そこから拡がるし帰ってもこれる。それって何だか故郷のような実家のような感じがする。ミハシラの宮大工さんも「木造の家って言うのは、元は山から木を切るという行為があって住む処まで行くというセオリー」と言っていたのだけど、集落の人たちの「軸」となっている実家の木もミハシラの木も同じ山というところから来ているんですよね。更にもっと突き詰めていくと、故郷に帰り、実家に帰り、お母さんのお腹の中に帰り、子宮の中に帰る。子宮＝地球。そして地球の先に本当の故郷があるのかもしれないですね☆
人間は上がっていく方向に慣性を持つから、どうしても昇って外宇宙に繋がろうとするのだけど、それとは逆に自分の中に入っていくことで、外宇宙と繋がる門をくぐることができるということを教わりました。裏口入学です。それがリリスを解放するということ。（by.ゆきよさん）
肉体をもって地球にいる意味… うん。肉体はエネルギーの受信機でもあり発信機でもあり、自分というカタチあるシンボル。宇宙由来の私たちがこの地球を選んできたのって、それを体験体感したいからですよね。志穂さんの「視覚化」というのは、目に見えない宇宙や異次元のエネルギーをこの次元に降ろしてくる神聖な儀式のようなものに感じます。目に見えないと言えば「リリス」だし、「イトナミダイセン藝術祭」の祭りやアートもそれですよね (‘▽’)
実は今回の『リリスdeリリース』では「生産性」という裏テーマのようなものがあって、ワークの間には「リリスdeリリース！でも生産性はない！意味とか無い！」なんて、自虐的且つ自己肯定感アゲアゲのスローガンを皆で発していました。笑 生産性や価値については最近の私のテーマのひとつでもあったのですが、このワークを受けてますます生産性が無意味なものに感じちゃったなー。そもそも生産性というのは無いようで在る。目に見えるか見えないかのお話。お祭りやアートもお金にならなくたって「自分のリリス」であればそれでいいのです。
改めて自分に「どう生きる？」と問うてみているところなう。
そういえば最近私ダンスを始めましてね、ダンスと言ってもスクールに通うとか先生に習うととかじゃなくて『好きな音楽を垂れ流して好きなように踊り狂う』という、全く生産性のないものです。振り付けも無いからテキトーに体を動かして踊っているんですけど、ふと我に返るとこれがまた面白くて一人で笑いながらダンスしています。笑
これ実は「セブンルール」ていうテレビの中で、藤原麻里菜さんという方の帰宅後のルーティーンをそのままパクったものです。そんな彼女の肩書は『無駄なもの発明家』ｗｗ 「キレるルンバ」とか「オンライン飲み会緊急脱出マシーン」とかオモロくて無駄なものばかり発明しているんですけど、完全にリリってるよねぇ⤴⤴⤴
そんな彼女は元々吉本興業のお笑い芸人さんだったらしいです。無駄づくりはネタのひとつから始まったそうなのですが、ヘンな依頼をどんどん受けていって気付いたら無駄づくりの第一人者になっていたんだって。リリスをリリースしながら生きていると、いろいろなチャンスやお金もめぐってくるんですね～(·∀·) 志穂さんも「やりたい！やるぞ！」って決めたら自然とサポーターが集まったって言っていたなぁ～。リリスというポータルを開くと勝手に宇宙からサポートが来るようですね ( ´艸｀) こっち側では多くの人が無意識にリリっている人を求めているということなんだろうなぁ☆
話は飛びましたが、ワークの最後には占星術からみる「リリス」について志穂さんが解説してくれました (^-^) ちなみに私は乙女座のリリス。乙女座のリリスが異次元へのポータルを開くには、「オーラ視」とか視覚から攻めていくといいらしいです。
気になったので家に帰って乙女座のリリスを調べていたら、こんな記事を発見。
乙女座は獅子座の個人性への批判があるため、個人の行動は枠を超えてはいけないという思いが強く、その思いは羞恥心を生み出します。乙女座の修正的な考え方は、うまくいっていることではなく、間違っていることを探す傾向があるのです。本当の癒しは、他者から取り込まれた批判や処分を手放し、野性的で非合理的に見える部分と結びつくことが本当は奉仕なのだと気づき実践することにあります。
リ、リリス…侮れねぇ。ワークの『人前でやってはいけないこと』がそのまま書いてあるかのようだわ。でもリリスをリリースして生きるためのヒントのような気もする。羞恥心や批判（自分にも他人にも）は、きっと私の中の女性性を傷付けている。だから、それこそそれらをリリースしていったら私の中の女性性と男性性が仲良くなって、本当の意味での「私のリリス」に出会えるんだと思う。
女性性は「舟（星の器）」
男性性は「帆柱に降りた星」
星舟は天と地のまぐわい
って志穂さんは言ってた。
本来の私たちは星舟であり１+１＝１の存在。いつでも何処でもまぐわって生きていたいですよね。
この講座から２週間くらい経ちましたが、私の中で色んな変化がありました (ﾟ▽ﾟ)
ますます自然のある場所で暮らしたくなった。何か創作したくなった。ダンスとか太鼓とかやりたくなった。・・・たぶんコレは本当の私。リリスな私がやりたいことなんだと思います。そして子供の頃の私はそれをしていたんだなぁ。お金にならなくたって意味なんてなくたって、ただ、したいからしていた。やってて楽しかった。
「パッションのまま動くと天と繋がる」って志穂さんは言ってた☆
まだまだ地球生活は長く続く。意味なんていらない。価値なんていらない。自分の中にあればそれでいいよね。みんなも一緒に箱から飛び出しましょか☆ 一緒にリリスdeリリース！していきましょう！
というわけで、ゆきよさん＆志穂さんプレゼンツの『リリスdeリリース』は私にとって非常に生産性のある時間と空間でございました！志穂さんはもっと高い次元からお話してくださったのですが、いつも３次元から上を見上げている今の私にはこれが精一杯でございます。志穂さんゆきよさん参加者の皆さん、素敵な時間と空間をありがとうございましたーー＼(^o^)／
ちなみに「イトナミダイセン藝術祭」の新情報！今年はミハシラを１２本建てちゃうそうです！
嗚呼、このミハシラのウッドサークルに入って踊りたい！この土地に足を付けたい！
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