今日こそ自分を甘やかす!

カウンセリングの師匠の根本裕幸さんが新刊『今日こそ自分を甘やかす』を発売しました☆

と言っても発売は昨年(2021年)の12月なのですけどね( ノД`)
しかも、もうすぐまた新しい著書が発売されるとかなんとか!売れっ子ですね~

師匠の本はだいたい読んだ(と思う)のですが、この本かなり好きです!(3回読みました)

しかもこの表装のカラー素敵じゃないですか♡??

意味はないけど限りなく同じカラーに近づけてみる(笑)

そんなわけでカウンセラー仲間たちと本の感想についてあれこれ語ってみましたよ(^ν^)

感想の冒頭でもお伝えしたのですが、Chapter1の「自分に厳しすぎる修行僧になっている」で書かれている内容が目からウロコでございまして。

あるテレビ番組でタイの若者にインタビューする映像が流れていたそうなのですが「日本語喋れる人いますか?」という質問に、最初はシーンとしていた若者たちなんだけど、それをタイ語で通訳したら「オレ喋れるぜ!」と次々と手を挙げたそうです。日本語の質問を理解できてなかったくせに(笑)

で、実際喋ってもらったら「スシ!フジヤマ!テンプラ!」とドヤ顔で言うのだそうです。
そして周りのみんなも「スゲー!」と称賛したんですって(≧▽≦)

日本じゃ考えられないですよねー。

本にはこんな風に書かれています。
「英語を話せる」と堂々と言うためには、日常会話は問題なくできてTOITECは800点、ビジネス英語もそれなりにこなせるレベルじゃないといけない。
「料理が上手だ」と言うためには、ミシュランの星の1つくらいは必要だ。
「仕事がデキる」と自信を持つためには、社長賞を連続3回くらい取っていないとダメだ。

え?そこまで厳しくないけど、とは正直思いますがw でもわかりますよね。
「〇〇できます」「〇〇得意です」「長所は〇〇です」と発言する時のハードルって無意識にめっちゃ上げている気がします。褒められても素直に ”ありがとう” と、自分もなかなか言えないし、多くの人は「いえいえ、そんなことないです」と言ってしまうんじゃないでしょうか。

こうして他国のことを知ると、日本という国は自分に厳しい文化なのだなぁと改めて気付かされた気がします。謙虚・謙遜が美学であるというのが奥ゆかしさなのかもしれないけれど、日本人は自己肯定感が低いと言われてしまう理由ももしかしたら、こういった風習が影響しているのかもしれないですね。

仕事も週に4日でよくない?(急に)

そんな感じで、この本は日本という国民性や社会についても考えさせられる内容がふんだんに書かれています。なので、より多くの日本の皆さんに読んでいただきたいなーと心から思いました。

動画では『身の程の基準』というのを ”私のおすすめポイント” として挙げさせていただきました。

というのも本には「幸せを感じる基準を無意識に高く設定していたら、幸せに感じることを自分に許可できなくなる」という一文がありまして、かなりハッ(°д°)とさせられたんですよね。

幸せの基準

そんなもの考えたことなかった( °Д°)!

ただ何となく感じているものが幸せなんだろうと思っていたけれど、その設定を高くしているなんて考えたこともありませんでした!さっきの英語とか料理とか、自分にOK出せる基準とかは何となくわかるけど、幸せに対しても基準をつくっていただなんて全く新しい発想!

でも確かに「あなたは幸せですか?」と尋ねられたら、いっかい頭の中でジャッジしてから答えちゃいません? で、いろいろ精査した結果「う、うん、まぁ幸せっす!」「いや、幸せとは言えないっす。」みたいな。

改めて今、自分の中で問うてみても、やっぱり「幸せです」と堂々と答えられない自分がいます。なんだか足りていない部分に目を向けてしまって、そこが埋まっていないのに「幸せ」と言っていいのか躊躇している自分がいます。

ちゃんと生きていける生活費はあるのに、貯金はサッパリないから幸せとは言えない。
酷いことなんてしていないのに、親孝行できてないから幸せとは言えない。
毎日ちゃんと朝起きて仕事も行けるのに、体調が崩れる日があるから、幸せとは言えない。

どうしたって心から素直に「幸せだー!」と言えない自分。

こんなカウンセラーやだよねー(´ο`)

でも、その理由が本に書かれていました。

理想主義者

どうやらワイは、そんなヤツだったようです。

理想主義・完璧主義。これらは自分とは関係ないと思っていました。
おこがましい感じがしていました。

『理想主義者は常に青い芝生の隣に住むことを繰り返しているのです』(P45)

私は常に、貯金がたんまりある人、親に家を購入してあげる人、毎日運動してキラキラしている人、そんな人の隣に住んで、指くわえながら彼らを見ていたんですねぇ。気付かされました。

正直最初は「ワイは自分に甘すぎるからこの本はおこがましい」と思っていましたが、実は読むに相応しい ”自分に厳しい理想主義者” だったんですねぇ。

そういえば、昨年根本さんのこのブログを読んで、心が救われた体験をしました。

自分に期待しすぎてない?~なかなかうまく行かない問題の陰には自分自身への期待がある!?~ – 根本裕幸


たぶん、自分の中に「これくらいできるはず」という期待があったんだろうと思うのです。
で、この「期待」というのは「自分はこれくらいできるだろう」という“基準”によって定められます。つまり、自分に期待しすぎる人って、基準を高く設定しすぎてるわけです。まあ、それを「自分に対する期待値が高すぎる」と表現しても良いわけですが。でも、その基準ってのはけっこう無意識に作られるものです。

この頃はオカンに何もしてあげられない自分を責めていた頃で、このブログで自分に期待があったことに気付けたんですね。で、良い意味で諦めることができたのです。そうしたら逆に「できていたこと」に目を向けられるようになったんですね。重たい荷物をひとつ下ろせたような感覚がありました。

そして、自分が理想主義者だったことにも気付いた今『身の程の基準』というものが、スンと入ってきたような気がします。

私には今の私にしかできない限界がある。
無理しちゃいけねぇ。

そんな感じ。

ブログには続きがあって、


そうして、「自分は自分、他人は他人」とか「負けました!もう争いませーん!」とか「それが今の自分だからできないのもしゃあないし」とか「自分にもこんな魅力があったんだ」とか思っていけば、だんだん地に足が着いていきます。つまり、自分への期待を手放せるってことになります。

期待ってのは「~できるはず」という形で出てくる中身の乏しい目標設定です。それを明確に「俺はこうしたいんじゃ!」という形になれば、それは明確な目標設定になります。そうすると今度は目標達成のためのプロセスが始まるわけで、それはそれで地に足が着きます。

なんですって*

今は自分への期待を手放している最中。
それでも「こうしたいんじゃ!」というものが見えてきたら、その時にまた目標設定したいと思っています(^^)

いま幸せを
感じられないのは、
それは自分に
厳しすぎるから。

本のサブタイトルです。

この本て『今この時代を生きるための辞書』みたいに、幸せを感じられない理由や、身の程の幸せの基準を設定できる方法など、ひとつひとつ丁寧に書かれています(^-^)

読むと、どんどん自分に優しくなれるんじゃないかなぁと思う。

動画の感想の最後にもお伝えしていますが、そろそろ日本の皆さんも「自分を甘やかす」方にシフトチェンジしていっていいと思うんですよね。

なんとなーく社会もそっちに向かっている気がする今日この頃。

自分に厳しいと、それが現実の世界をつくっていく。
自分に優しいと、世界も優しくなる。

やっぱり世界はじぶんでつくっているんだなぁ(ㆁᴗㆁ✿)

師匠、ありがとうございますっ!
ゆるゆると生きまーす!


自武女Aルームの仲間たち

❤センシュアルライフナビゲーター kuniho
https://sensual-life.com/​​
❤自己肯定感カウンセラー まり
https://zenbumaru.com/
❤心と体のセラピスト maico
https://mplacesalon.com/blog/20210605/
❤パートナーシップコンサルタント 竹内えつこ
https://counseling-sou.com/​​

コメント

タイトルとURLをコピーしました