不眠が教えてくれたこと。癒着は誰がつくってる?

私と母の愛憎劇(?)は、もうかれこれ30年近く続いてまして。

母子家庭で7人兄妹の末っ子に生まれ育った母は、自己肯定感が地下15階くらいのところにあり、「私は何もできません!知りません!」と気持ちの良いくらいに潔く生ています。

そんな母が真逆の性格をもつ父をゲットしてくれたおかげで、私は父のような自立を目指し、母を反面教師としてこの半生過ごしてきました。

7年前に父を亡くしてから、更に重たく感じるようになった母を背負って、しんどいなぁと思いながら、母のことを必要以上に心配し可哀想だなぁと思い、近づいたり逃げたりを未だに繰り返しています。

今日は、そんな母とのちょっと不思議なお話

3年ほど前、母との癒着に気付き、私は初めてカウンセリングというものを受けてみました。
それが、我が師匠、根本裕幸さんです。

師匠のお力により、連続セッション2回目にして、母との癒着切りに成功し、憑き物がとれた感覚を手に入れ、今度は自らカウンセラーを目指すことになるわけなのですが、

ラスボスオカン
(根本裕幸界隈での共通言語)

その名の通りラスボスは強敵で、切っても切っても切りきれないんですよ。癒着withオカン。

Adhesion with mother!
(特に意味はない)

オカンが何もできないから
オカンが心配しすぎるから
オカンが依存してくるから

ずっとそんな風に思ってて、どうしたらオカンと離れられるか?オカンを変えられるか?そんなことばかり考えていたHalf-life。

そんな中、妙にまたモヤモヤする毎日が始まってしまい「もしかしたら私は、オカンより幸せになってはいけないと思っているのかもしれない」なんてことをふと思い、ある方のヒプノセラピーを受けてみたんですよね。

そしたらソッコー出てきましたよ。オカン。
私がまだお腹にいる時か生まれたての時か、オカンの顔は覇気のない鬼のような形相で、負のオーラしか纏ってない。

そして、すぐ傍でね、小さな私がニコニコしているんです。
そしてね、2人の間には気持ち悪いヒモがガッチリとくっついてる・・・。

なぜかご当地キャラのようなチビとらこ。

👨(セラピストさん)
  「そのヒモ切ってみて」
🐯「なんで?」
👨「オカンはオカンの人生があるんだよ」
🐯「なんで?」
👨「どうしてわからないの?」
🐯「当たり前だから」
👨「何が当たり前なの?」
🐯「これが当たり前なの」

どうやら、チビとらこは、オカンの為に生まれオカンを助けることが自分の使命だと思っているようです。

その後、何度もヒプノセラピストさんと押し問答を続けた末、

🐯「わかったー」

と言って、突然ヒモが切れました。
急に?なぜ?ウケる。笑

因みに余談なんですけど、オカンって実は私がお腹にいる頃に姉の子育てが原因で、育児ノイローゼになってるんですよね。(なぜノイローゼ中に私を妊娠したのかは不明♡)だから、あの気持ち悪いヒモって、もしかしたらへその緒だったんじゃないかと思わずにはいられないのです。

ま、それが今から約1か月くらい前の出来事なんですけど、早くもその夜からスッキリ感があって、心配や不安のモヤモヤもきれいに無くなったんです。すごいよねーヒプノって。

だがしかし、それから始まったんですよね、私の不眠生活が。

オカンとの癒着感は無くなったのに、なぜか眠れないという不思議な現象に、頭の中は???でした。

寝ようとすると、なんだか脚がもぞもぞしたり急に寝苦しい暑さを感じたりして、全然眠れないのです。眠ることを諦めてそのまま会社に行った時は本当に辛かった。41歳にオールは厳しい。

そしてまた脚がもぞもぞし始めたある晩、ベッドで悶えていたら、目の前のテレビから超ビッグサイズのゴキ〇リがサササーッ現れたんですよ!

「ここまでして自分を不眠にしたいのか(꒪ཀ꒪)」と愕然としました。

そして翌日、腹をくくって自分の心に向き合ってみたんです。

꒰●꒡ ̫ ꒡●꒱ イメージ・・・

🐯「とらこよ、君はオカンの苦しみを同じように感じたいのかい?」
🐯「そのようです」
🐯「うむ。そうか。やっぱりな」
🐯「はい」

そうです。私に突然襲ってきた不眠症。
実は私より前に、オカンの方が慢性的な不眠症になってしまい、今は薬がないと眠れないのです。
更に、”手根管症候群しゅこんかんしょうこうぐん”という、手が痺れてしまう原因不明の症状もあって「朝、激痛で起きるのがつらい」とオカンの嘆きを聞いていたんですね。

もしかしたら?と感じながら、まさかなぁと否定してたこと。

🐯は、自ら不眠症に陥ることで、オカンの「つらい」を引き受けようとしていたんだと気付きました。

そしてね、同時に重大なことにも気付いてしまったんです。

引き剝がせないのはオカンじゃなくて私自身。
依存しているのはオカンじゃなくて私なんだってこと。

3年前、師匠に誘導してもらったイメージワークで、離れていく母に思い切りしがみついて引き留めていたのは私だったことも思い出しました。

結局のところ、超マザコンってことですね♡

それを腹に括った🐯は、もう一方の視点から自分を覗いてみることにしました。

꒰●꒡ ̫ ꒡●꒱

世界はじぶんがつくっている。

だとしたら、私がつくったオカンはどんなオカン?

・・・いつまでも私を心配させるオカン。

どうしていつまでも心配させるの?

・・・そうやって愛してきた。

そんな声が聴こえてきました。

助けることが愛の示し方

チビとらこは、そんな風に思い込んでいたんですね。

助けたいという望みを叶えるためには、心配させるようなことをしてもらわないとダメですよね。

だから、ただのノーマルなオカンを ”私を心配させるオカン” にする必要があったんですね。

私の心配の原因は、オカンのじゃなくて私自身でつくっていたんですね。

もしかしたら、これまでのオカンの健康や喜びや幸せを私が奪ってしまっていたのかもしれない。

そう思うと、とても申し訳ない気持ちが湧いてきました。

だけど、そうやって心配することで一生懸命オカンのことを愛していたんだってことにも気付けました。

ごめんよオカン。そしてありがとうね

そして、その翌日、不思議なことが起こりました。

せめてオカンの手の痛みを治してあげたいと思った私は、ある専門の先生に問い合わせしてみたんです。

そうしたら「寝起きの痛みに関しての改善例は多数あります」と心強いお返事が。

さっそくオカンに電話をして行ってみようと声をかけてみたんですけど、なんだか今一つな返事。

🦁「えー大丈夫だよ」
🐯「朝の激痛が改善されるかもだよ!」
🦁「痺れるけど痛みはないよ」
🐯「え?朝起きたら痛いって言ってたじゃん!」
🦁「えーそんなこと言ってないよ」
🐯「ええ?言ってたじゃーん!」
🦁「言ってないよ。痛くないよ」

ლ(ಠ益ಠ)ლ??

「朝、激痛で起きるのがつらい」と確かにはっきりと聞いていたので、この全然かみ合わない会話に、きつねにつままれたような感覚を覚えました。

でも、ふと思ったんですよね。

あ、世界線変わったのか。と。

世界線。パラレルワールド。並行世界。
いろんな言葉で言われてますけど、一説によると、無数に同時進行で存在する世界線はお互い影響し合っているのだそうです。

例えば、過去と呼ばれる世界線の記憶や思い込みを書き換えると、一瞬にして新しい世界線に変わるんだって。おもしろいね(·∀·)

世界線説、私は信じてます ✧

だって今、何よりも眠い。すごく眠い ✧

そんなわけで、尻切れトンボのような記事になってしまいましたが、眠すぎてこれ以上書けないので、今日はもうお布団に入って眠りたいと思います。

ちなみに G は行方不明です。怖いです。ドキドキします。
G のいない部屋の世界線へ、行きたい・・・

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